当団体の理念

一般人のための「モータースポーツ」

image_s2000
21世紀を迎えた現代の日本において、成人男女のおよそ8割以上が運転免許を所有しているといわれています。そして、その過半数がいわゆる「マイカー」を所有しているとの統計もあります。
しかしながら、自分のクルマはあくまでも「便利な移動手段」として利用するのみで、そのクルマで「スポーツをしよう」という考えを持つ人は、まだ少ないことでしょう。

「ジムカーナ」というモータースポーツは、日本の一般ドライバーのうちまだ大半の人々がその名称さえ知らないというのが残念な現実だと思います。
「モータースポーツ」はプロまたはA級ライセンスを持っているようなセミプロのする特殊なスポーツというのが一般的な認識として根強いようです。

「JMRC東京ジムカーナ部会」では、このような固定概念を一般ドライバーから取り除き、「ジムカーナ」というモータースポーツが、いかに一般人向けに作られた競技であるかという点を広く知らしめることを活動の入り口としております。

「ジムカーナ」の楽しさに気付くために

サーキットやラリーなどが、単純に「見るだけのスポーツ」となっていたがために、クルマをスポーツの道具として操ることの面白さを知らないドライバーがほとんどというのが日本の現実なのです。

しかしながら、ひとたび「ジムカーナ」の実際の姿を目の当たりにすれば、まず競技としての面白さに気付く人が大半です。そして、次の段階として競技に参加してみたい体験してみたいという人々がかなり出てくるのも特徴的です。

より多くの一般ドライバーの方々が、誰でも気軽に参加できる環境を整備していくことが、当会の責任であり、多くの参加者に「ジムカーナ」の楽しさを満喫していただくと同時に、ドライビング・テクニックの向上につながることが当会の最終的な目標でもあります。

そのために、各種イベントなどを開催して、「ジムカーナ」が親しみやすく初心者でも気軽に参加することができるモータースポーツであることを最大限にアピールしていきます。

正しく高度な技術を身につけるために

20100719-03ef
当会では、初心者が競技に参加することによって、正しい競技規則と車両規則を身に付けていくことを目的としています。そして、徐々にテクニックに磨きをかけたドライバーたちが、上位者が集う上級競技会に進んでいくことを望んでいます。

「ジムカーナ」においては、単にスピードのみを競うのではなく、いかにクルマを自分の手足のように操って意のままに動かすかというテクニックが最も乗用なポイントとなります。
つまり、クルマの機能と性能をとことんまで知り尽くして競技を楽しむことができるドライバーを育成することを当会の究極の目標としているのです。

お問い合わせ

このページのトップへ