2010JMRC東京・浅間台ジムカーナシリーズRd5表彰式page2

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NT-N4WDクラス

熾烈なシリーズ争いはこのクラスにも続き、このクラスは里深選手と桝谷選手のシリーズ争いとなる。
1本目、その桝谷選手が先に出走。
ここまでミドルシリーズ後半で3連勝と波に乗る桝谷選手がまずはベストラップ更新か?と思われたが、まさかのフリーターンでのミスで大きくタイムを落とす。
それを見て出走の里深選手だったが、普段の走りとはちょっと違った「置きに行く走り」でベストラップ更新ながらも4秒台後半に留まり、完全に2本目勝負の様相を呈して来た。
後の無い2本目、追い込まれた桝谷選手がフリーターンを見事に決め、逆転かと思われた次の瞬間まさかまさかのミスコース!
普段ミスコースをしない桝谷選手だったがシリーズ争いのプレッシャーか、信じられない結末となった。
これで精神的にも楽になった里深選手はプレッシャーから解放されたのか素晴らしい走りでこのクラス唯一の3秒台で自身のタイムを大きく更新!
見事に優勝してチャンピオンを決め、3年越しの念願であったシリーズ優勝を果たした。
シリーズ2位には桝谷選手、3位には最終戦2位で大きく順位を上げた水落選手がジャンプアップした。

Rd5  NT-N4WDクラス 表彰式

Rd5 NT-N4WDクラス 表彰式

NT-Lクラス

既に亀井選手のチャンピオンは決まってしまったこのクラスだが、まだまだ2位争いは僅差の戦いとなっている。
クラスファーストゼッケンの東方選手、みかち選手の連続ミスコースと言う波乱の予感で始まったこのクラスだったが、
亀井選手、生嶋選手のランサーが共にフリーターンでバックギアと言う大波乱、シリーズ2位の小林選手もフリーターンを回れず、インテグラを駆る遠藤選手がトップでの折り返しとなった
2本目、なんとか意地を見せたい亀井選手はフリーターンをしっかりと決め、ベストラップ更新!
生嶋選手もフリーターンを決め、2位に入賞した。
この結果シリーズは亀井選手が満点チャンピオン、2番手に生嶋選手が入賞となった

Rd5  NT-Lクラス 表彰式

Rd5 NT-Lクラス 表彰式

NT-1000クラス

このクラスもシリーズ優勝を決めている佐々木選手が欠場の中、ビート同士の争いとなった。
ここまで唯一、佐々木選手に黒星をつけている有松選手だったが、1本目から遠藤選手が有松選手を上回るタイムでベストラップを刻む。
2本目、逆転したい有松選手だったが大きなミスが響き、大幅にタイムダウンとなってしまった。
優勝を決めた遠藤選手は自身の持つターゲットタイムを大きく更新し、見事今シーズン初優勝を飾った。

Rd5 NT-1000クラス 表彰式

Rd5 NT-1000クラス 表彰式

NT-1500クラス

まだシリーズチャンピオンの決まっていないNT-1500クラス。大木選手を3ポイント差で蛯原選手が追う。先日の千葉シリーズでも2人の一騎打ちとなり、大木選手がチャンピオンを獲得。リベンジを果たしたい蛯原選手は優勝で自力チャンピオン決定。しかし、またしても全日本ドライバー・阪本選手と地区戦チャンピオン・樫山選手が乱入!
1本目、阪本選手が試走の西野選手を上回る快走を見せトップタイム更新。シーズン途中で15Cからスポルトに乗り換えた蛯原選手は、地区戦最終戦でも初優勝を収め上り調子。そのせいで今回の刺客を呼び込んでしまったわけだが、ここでも素晴らしい走り見せ0.1秒落ちの2番手タイムを刻む。しかし、なんとゴール直前でパイロンタッチ。ポイントリーダーの大木選手は、マーチが苦手とするターンの多いコースに苦しみ、フリーターンでは痛恨のバックギア。チャンピオン争いは2本目にもつれ込んだ。
2本目、精彩を欠いていた樫山選手がドラシャを折りそうになりながらもフリーターンを小さくまとめトップに躍り出る。追う立場になった阪本選手は中間を0.3秒落ちの好タイムで抜け、後半テクニカルでさらに追い上げるも0.1秒届かず2番手。1本目のPTで後がない蛯原選手も中間で阪本選手と同タイムを刻みジャンプアップか?と思われたが届かず3番手。ラスト大木選手の走りに注目が集まる。蛯原選手が3位にとどまったため、4位以内で大木選手のチャンピオンが決定する。大木選手はサイドが効かないマーチをグリップで可能な限りコンパクトに回しこむ走りで見事4位に滑り込む。この瞬間、大木選手が東京シリーズでもチャンピオンを獲得、シリーズ2位は蛯原選手となった。

Rd5 NT-1500クラス 表彰式

Rd5 NT-1500クラス 表彰式

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