公式サイトの問題点を考える

2012年1月26日

平素より、「JMRC東京ジムカーナ部会」に格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年(2011年)、1年間のサイト訪問データ(Googleアナリティクス)から、当公式サイトの問題点を探すべく分析を行っております。

google-analytics

「Google Analytics」は無料と思えない高機能なアクセス解析

訪問数とユーザー数
Googleアナリティクスでは、お客様のアカウントの訪問数とユーザー数の両方を測定します。訪問数は、サイトを訪れたすべてのユーザーにより開始された個々のセッションの数を表します。ユーザーがサイトで 30 分以上操作を行なわなかった場合、それ以降の操作は新しいセッションとみなされます。いったんサイトを離れたユーザーが 30 分以内に同じサイトに戻ってきた場合は、同じセッションとして扱われます。
特定の期間内にユーザーが初めてサイトに訪問した場合は、訪問、ユーザーともに 1 回ずつ記録されますが、その期間内に再度同じユーザーが訪問した場合は、ユーザー数は 1 回のままで、訪問数は 2 回と記録されます。
ページビュー数とページ別訪問数
ページビューは、Googleアナリティクス トラッキング コードによってトラッキングされているサイトのページが 1 回表示されるごとにカウントされます。ユーザーがページにアクセスした後でそのページを再度読み込んだ場合、ページビュー数は 1 つ増えます。ユーザーが他のページに移動してから最初のページに戻って来た場合も、そのページの 2 回目の表示は 1 回のページビューとして加算されます。
[コンテンツ サマリー] レポートに示されるページ別訪問数では、同じセッションで同じユーザーが同じページを何度表示しても、1 回のセッションとして記録されます。ページ別訪問数は、そのページが 1 回以上表示されたセッションの数を表します。
訪問別ページビュー
サイトへの 1 回の訪問あたりにユーザーが閲覧した平均ページ数です。同じページが繰り返し表示された場合も集計されます。この指標は総計を表示する場合や、国やユーザーの種類、携帯端末のオペレーティング システムなどのディメンション別に表示する場合に役立ちます。
直帰率とは
直帰率とは、閲覧開始ページ (リンク先ページ) からサイトを離脱した訪問、つまり1 ページだけを閲覧したセッション数の割合で、セッションの質を評価することができる重要な指標のひとつです。一般的に直帰率が高い場合は閲覧開始ページのコンテンツと、ユーザーの興味関心との関連性が低いと考えることができます。リンク先ページが魅力的なものであれば、ユーザーはより長くサイトに滞在し、コンバージョン数も増加する可能性が高まります。広告のリンク先ページの場合、直帰率を低く抑えるには、キーワードや広告の内容に合わせてコンテンツを調整する必要がございます。リンク先ページには、広告テキストに記載されている情報やサービスを掲載する必要がございます。
直帰率を確認するには、[ユーザー]、[ユーザーの傾向]、[直帰率] の順にクリックして[直帰率] レポートにアクセスしてください。
平均サイト滞在時間
指定した期間のサイト滞在時間(セッション期間)の平均です。セッション期間は、セッション中に閲覧された最後のページを除く、各ページのページ滞在時間を加算して算出します。平均サイト滞在時間は、指定した期間の合計サイト滞在時間をセッション数で割った値となります。
セッションの最後に閲覧されたページの滞在時間は計測できないため、サイト滞在時間には含められません。
たとえば、サイトで 1 日に訪問(セッション)が 3 回発生した場合に、その日の平均サイト滞在時間を計算するとします。3 回の訪問の詳細は次のとおりです。
1)
ページ 1(午前 10 時)> ページ 2(午前 10 時 5 分)> ページ 3(午前 10 時 6 分)> 離脱
2)
ページ 1(午前 9 時)> ページ 2(午前 9 時 1 分)> ページ 3(午前 9 時 6 分)> 離脱
3)
ページ 1(午後 2 時)> ページ 2(午後 2 時 15 分)> ページ 3(午後 2 時 16 分)> 離脱
各訪問のページ 1 とページ 2 は、続けて閲覧されたページのタイムスタンプから滞在時間を計算することができます(ページ 1 はそれぞれ 5 分、1 分、15 分となります)。ただし、訪問の最後に閲覧されたページは、ユーザーがいつ離脱したかを示すデータがないため、滞在時間を計算することはできません。
この例では、計算結果は次のようになります。
1)合計サイト滞在時間: 21 分
2)平均サイト滞在時間(21÷3): 7 分

データ分析を考える

  1. 昨年1年間の訪問数ですが、やはりシーズン中の方が多い傾向にあります。
    特に、地区戦やダブルヘッターの東京戦が重なった時期は訪問数が増えております。
  2. 全体的に新規訪問の割合が非常に少ないウェブサイトではありますが、それでも常に20%程度の新規訪問が存在しております。
    これはGoogleおよびYahoo!Japanの検索エンジンで、「ジムカーナ」と検索された際に、上位(現在=5位)表示されている事が大きな要因と考えられます。
  3. リピーター中心の訪問割合ではありますが、常に20%程度の新規訪問が存在している事から、ウェブサイトのコンセプトや作り方次第では、これからジムカーナを始める入門選手などを獲得出来る要素は十分にあります。
  4. 個人的に、12のウェブサイトを管理しており、更に多くの企業サイトの訪問データを見た事ありますが、直帰率が50%以下なら大きな問題はないと考えられます。
    (出来れば直帰率は40%程度が望ましいと言われておりますが・・・)
    一般的に直帰率が高い場合は閲覧開始ページのコンテンツと、ユーザーの興味関心との関連性が低いと考えることができます。
  5. ページビューは、訪問者が参照したページ数の合計で、訪問数と共に重要な指標でサイト全体の傾向を捉えることができます。訪問数の約3倍となって、平均的な値かと思います。
  6. 平均滞在時間は、訪問毎のサイトでの平均滞在時間で平均ページビュー数と共に訪問の質を判断するための指標の1つとなります。長く滞在した方がページをしっかり読んでいる、サイト内を広く巡回していると考えられます。こちらは、今後3分を目標にサイト制作したいと考えております。

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